【Tコーチのがんばれ!ベアーズ】

11月3日の小林キラーズとの練習試合では6年生が活躍して全員野球で勝利することができました。小林キラーズとの練習試合は今年3回目でした。1回目は4月13日で0-17で大敗。2回目は9月13日で5-11で完敗。今回は7-4で見事に勝利!!これを見ても、ベアーズのチーム力が向上しているのがわかります。小林キラーズのコーチの方から試合後に言われた「ベアーズがまるで違うチームに感じました。本当に良く声が出ていましたね。」というコメントからもわかります。では、何が変わったのでしょうか?確かに、練習することにより野球の技術力は向上していると思いますが、今年の試合をずーっと見てきて、いい試合をした時の共通点を感じています。それは、6年生が全員でチームを引っ張ってくれていることです。逆に、6年生のだれか一人でも気持ちが落ちている場合にはひどい試合をしています。つまり、ベアーズのチーム力は6年生全員の気持ちしだいということだと思います。

実は、今回の練習試合の前日、最後の大会が近いのにも関わらず、練習態度がダラダラしてあまりにもひどかったので、監督から「こんなにふざけた態度なら、相手チームにも失礼だし、やる気がないのなら、明日の練習試合も最後の公式戦も辞退したらええやろ!」と最後通告を受けていました。その後、選手全員で話し合い、きちんとやるので試合をやりたいとの決意を聞かせてくれました。その結果が、今回の勝利につながっていると思います。試合開始時から全員で声を出して必死に野球をやっていました。

守備面では、ほぼノーミスで内野に16回飛んだ打球を14回アウトにできました。先日の並木ペイシェンスとの試合では、内野に17回飛んだ打球を9回しかアウトにできなかったのと比べると本当にすばらしいです。また、攻撃面では、7点取ったうち4点は内野ゴロの間に3塁走者がホームインしてとった得点です。例え、ヒットを打てなくても得点できるパターンができてきました。

今のベアーズのチーム力はかなり上がってきていると思います。ただし、チーム力を出し切る条件として「6年生」の気持ちが必要となります。最後の公式戦まで練習があと3回です。相手は県大会出場の強豪です。どんなに強い相手でも、現在のベアーズのチーム力を出し切れることができれば、絶対にいい試合ができると信じています。君たちは「できる!!」。6年生は自分達がチームに与える影響を「自覚」して、必死に残りの練習に励み、悔いのないようにしましょう。期待しています。がんばれ!ベアーズ