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印西市少年野球チーム 草深ベアーズ00000
並木ペイシェンス446115
【Tコーチのがんばれ!ベアーズ】
6年生にとって、最後から2番目の大会です。相手は成田市で一、二位を争う強豪の並木ペイシェンス。強豪相手でも、先日の内野シャークス戦でみせてくれたプレーができれば、なんとかくらいついていけると思い試合に臨みましたが、結果は4回15点差でコールド負けでした。
先発:ピッチャーTAKU君、キャッチャーYUSE君、1塁R君、2塁SHU君、3塁A君、ショートK君、レフトG君、センターKO君、ライトYU君
1回表:1番バッターK君が粘り、ファーボールで出塁。続いてR君も、バンドの構えで揺さぶりストレートのファーボールで出塁。相手投手の不安定な立ち上がりを攻め、いきなりの得点チャンス。3番YUSE君の時に、ノーアウト2,3塁まで行きましたが、YUSE君はスクイズ失敗で1アウト。4番TAKU君は、右方向に高いバウンドの打球を打ったので、3塁からホームインできるかと思いましたが、3塁走者が躊躇して走れず。序盤で勢いをつけるためにも、ここはチャレンジしてほしかったです。TAKU君はファーストゴロで2アウト。5番A君はピッチャーゴロで、結局、無得点でチェンジ。強豪相手に初回から得点のチャンスはつかんだことは素晴らしいと思います。あと、もう少し勇気を出していれば、得点できたと思います。次につなげましょう!
1回裏:ここ2試合先発を任されてきたTAKU君。今日は、背番号「1」のエースナンバーで登場。この試合も、安定して打たせてとるピッチングを期待していましたが、立ち上がりストライクがなかなか入らず、デッドボール、ファーボール、ファーボールでいきなりノーアウト満塁の大ピンチ。続く打者は、ショートゴロに打ち取りましたが、ボテボテのゴロが内野安打になり、1失点。続く打者はレフト前にクリーンヒットを打たれ、さらにレフトG君がゴロを横にそらしてしまい、2点を追加される。次の打者もショートゴロに打ち取るも、フィルダースチョイスした上に、悪送球。。。失点はなんとまぬがれました。ここから、TAKU君が踏ん張り、セカンドフライ、ファーストフライ、ピッチャーゴロでチェンジ。ノーアウト満塁になった時は大量失点も覚悟しましたが、なんとか4失点で切り抜けたのは素晴らしいと思います。TAKU君は立ち上がりこそ少し苦しみましたが、クリーンヒットは1本のみで、打ち取っていましたので見事であったと思います。
2回表:さあ、反撃開始と思いましたが、6番KO君ショートゴロ、7番G君、8番SU君は連続三振で、3者凡退でチェンジ。
2回裏:この回先頭打者の1番バッターにはセンター前にクリーンヒットで出塁される。2番打者は送りバンドでランナーは2塁へ。ここは、1塁できっちりアウトをとり1アウト。3番打者はファーストゴロで2アウト。この辺りから、ピッチャーTAKU君が気合いの入った良い表情となり、ストライク先行になってきました。いい集中です。ファーストゴロの間に1失点。続く4番打者はレフトオーバーの見事なあたりを打たれましたが、外野陣がきっちり返球し2塁打に抑えました。しかし、5番、6番打者に連続でセンター前にクリーンヒットを打たれ、2失点。7番打者はショートゴロに打ち取りましたが、アウトにできず、さらに1失点。8番打者はサードゴロで3アウトチェンジ。この回、外野に4安打打たれて4失点。この回4本のヒット中3本がセンター前にお手本のようなクリーンヒットでした。いやー、並木ペイシェンスの選手たちの打撃は本当にシュアで見事でした。ベアーズの選手たちもぜひ見本にしてもらいたいです。
3回表:9番YU君はサードゴロ、1番K君もサードゴロ、2番R君は空振り三振でこの回も3者凡退でチェンジ。
3回裏:先頭の9番打者にいきなりレフトライン際に2塁打を打たれる。続く1番打者はレフトオーバーの二塁打で1失点。2番打者はファーストフライで1アウト。続く3番打者はショートゴロに打ち取るもエラーでセーフ。さらに、後逸で1失点。4番打者はセンター前ヒット。ここで、ピッチャーがTAKU君からK君に交代。先発のTAKU君は、立ち上がりこそストライクが入らず苦しみましたが、その後は、19人連続で打ってもらっていましたので、ピッチャーとしての役割は充分に果たしてくれたと思います。5番打者はスクイズで1失点。さらに、ファーストがベースから足が離れていると判定されて1塁もセーフ。取れるところできっちりアウトを取らないと難しくなります。6番打者はファーボール。7番打者はスクイズで1失点。ここは、1塁できっちりアウトを取り2アウト。8番打者は、三遊間に見事な当りでしたが、ファーストから交代してショートを守っていたR君が横っ跳びでキャッチのファインプレー!しかし、ファーストには投げられず、内野安打。この間に1失点。R君のプレーはすごくカッコ良かったです。他の選手もR君のように遠いボールでもあきらめずにチャレンジしてもらいたいです。9番打者はショートライナーでようやくチェンジ。打者1順の猛攻を受けてこの回6失点。エラーがなければ、3失点くらいでしのいでいたと思いますので、もったいないです。やはり、相手が強豪の時こそ、自分たちがとれるアウトは確実にとることが大事だと思いました。
4回表:3番YUSE君ショートフライ、4番TAKU君ピッチャーゴロ、5番A君ピッチャーゴロでこの回も3者凡退でチェンジ。
4回裏:14点差なので、この回1点取られた時点で15点差となりコールド負けとなります。なんとか粘りたかったですが。1番打者はボテボテのキャッチャーゴロに打ち取りますが、アウトにできず出塁されます。3塁まで進まれ、ノーアウト3塁となりもう後がありません。2番打者にスクイズを決められ、15点目が入りコールドで試合終了。
【まとめ】
まず、良かった点から。今回は30人の打者と対戦しましたが、与えたファーボールは3つ、デッドボールが1つととても少なかったのが良かったと思います。ピッチャーのTAKU君、K君はストライクを入れて打ってもらうピッチティングができていました。では、どうして大量失点をしてしまったのでしょうか?相手に打ちまくられたからでしょうか?確かに相手の打撃は素晴らしかったですが、クリーンヒットは8本です。ですので、ヒットのみでは10点も入りません。大量得点を取られたのは、内野ゴロをアウトに取れなかったからです。30人の打者のうち、内野ゴロを打たれたのは17回、そのうちアウトにできたのが9回のみで、8回はせっかく内野ゴロに打ち取っているのにアウトにとれませんでした。これが今回の試合の大きな反省点です。ピッチャーがストライクを投げて打ってもらうところまではきるようになってきました。これからは、内野ゴロやイージーな内外野フライなど、自分たちの実力で十分にアウトに取れる打球を確実にアウトにすることができるかどうかです。これができるようになると、どんな強豪相手でも、もっともっと接戦に持ち込めると思います。
もう一つ良かった点は、控え選手のSURAT君とRYO君のベンチからの声だしが素晴らしかったことです。例え、ベンチにいても一緒に戦っている気持ちをもって声を出すことはとても大事だと思いますので、これからも続けてくれることを期待します。
悪かった点は、とにかく覇気がなかったことです。試合前から相手のうまさと大声に圧倒されたのか、ちょっと劣勢になると声が全くでなくなりました。おそらく、内野ゴロでアウトをとれなかったのも、追い込まれて緊張していたことが原因の一つだと思います。もっと、自分たちの力を信じて、一つのアウトを全員で大事に取ったり、次の塁を狙ったりしてほしいです。そのためには、全員で声をつなぐことがとても大事だと思います。ベアーズの選手たちの守備力は決して弱くないと思います。足りないのは「自信」だけ。自信を持てればすごく強くなる可能性を秘めていると思います。
残りの公式戦は木下杯のみとなってしまいました。これからの練習次第でまだまだ強くなれると思います。期待しています。がんばれ!ベアーズ。